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【理事長blog】11月を振り返って

11月の主なスケジュールとしては、第11回理事会、加古川ツーデーマーチ、11月例会、播8理事長会ゴルフコンペ、加古川養護学校との交流、新旧合同会員会議所、献血事業、といったものがありました。

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加古川ツーデーマーチは、第28回目となります。加古川青年会議所の先輩が加古川市と協働で開催をしたという経緯があります。同年に生まれたのが加古川レガッタ事業であり、それまで加古川でレガッタ競技が行われていないところから、今では漕艇センターが整備され毎年様々な大会が開催されるまでになっています。加古川青年会議所は、加古川ツーデーマーチの主催者としてかかわり続けてきましたが、設立当初と違い、近年はカラーコーン等による出発時点での人員整理および完歩抽選会のボランティアに終始していました。昨年、松井直前理事長が、理事長としてそのかかわり方を変えることをまちづくり事業の柱と据えて、開催したのがミュージックフェスタというツーデーマーチと同時開催で地域内の中学校吹奏楽部がそのルート上で演奏するというイベントでした。好評のため、継続してほしいという形で市からも予算がつき、主催団体として、年々参加者が減少傾向にあることも踏まえて、ツーデーマーチを新しい形に企画運営していくことが、今年課せられたテーマでもありました。

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藤野担当副理事長と私とで、ツーデーマーチの課題をステージ観衆が少ないこと、ブースに地域のグルメのようなものがほとんどないこと、抽選会が行列になってしまうこと、若い小中学生が親子で楽しむ仕組みが少ないこと、等々掲げ、歩く人はもちろん、歩かない人でも立ち寄りたくなるようなブース、ステージ上で完歩抽選をしてステージの演者を見てもらうこと、そして、さらに若い世代にも興味を持ってもらうよう親子で楽しめるようなクイズラリー「天上の共鳴」も開催しました。当日、どれだけ人が集まるかドキドキして待っていましたが、藤野副理事長の努力のかいあって、受付ブースには次から次へと親子連れが集まってきました。

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鶴林寺のチェックポイントの風景です。子供達が楽しそうにそして真剣にクイズを考え、父親と触れ合う光景がとても和やかでほほえましかったです。本堂では、ボランティアによる鶴林寺の紙芝居なども行われていました。

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 完歩された方々は、完歩抽選ナンバー用紙を手にステージ上に集まるしかけも成功し、ステージにはいままでなかった観衆が集まりました。ステージの内容などもこれからもっと考えていく必要があるかもしれません。

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二日目は、私も卒業生として40KMを歩きました。前回歩いたのは30代前半に当時直前理事長であった兄と歩いたのを覚えています。そのころよりも体力が落ちていることを実感する足の痛さでしたが、卒業生、そして今年入会の新入会員との楽しい思い出が出来ました。

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最後に集合写真をステージ上でしましたが、皆、疲れながらも笑顔溢れていました。メンバーの子供も元気に完歩されていました。

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加古川青年会議所では、11月例会で卒業式を行い、新入会員が事業計画に参画するということが伝統となっています。卒業生を新入会員が調べることで、卒業生との交流が生まれるとともに、JCとは何かを学んだり、想いを継承したりといったメリットがあります。今年も矢根委員長をはじめとする会員拡大委員長の企画運営で、とても思い出深い卒業式となりました。写真は、オープニングのサプライズのフラッシュモブでした。入ったばかりのメンバーが集まって練習したダンスを披露してくれただけで、うるっときたのを覚えてます。

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卒業時に理事長をさせていただいたため、来年は卒業生という立場ながら、直前理事長として会の相談役のような立場で残ることになりますが、この時が来るまで卒業に現実味がありませんでした。

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今年は、行政と協働することを掲げ、地域の和を広げようという方針をたてていました。その流れもあって、中田委員長はじめとする交流委員会の企画運営で、行政との懇談会も開催しました。地域でまちづくりの実践をする団体として、行政が実施している施策を知り、社会の流れを知ったうえで青年としてのアイデアで変革運動をしていくことが重要だと考えています。自分たちの無知を自覚せずに無鉄砲な事業をしても、なかなか有意義な活動につながらないことも多いかと思います。また、これから、国や地方の予算が社会福祉費の増大等で硬直化し活性化や発展に向けた活動が思うようにいかないなかにおいては、青年会議所が今一度、経済、政治ともに奮い立つような気概も必要かもしれません。昼食会を兼ねて、2017年度の報告と2018年度の方針を加古川JCとして説明させていただき、加古川市の若手の各担当者が市の政策を説明し、副市長からのコメントもいただきながら有意義な懇談会を開催することが出来ました。昼食会であれば、双方とも負担も少なく、定例となればいいなと思っています。

  

今年最後の献血事業も行うことができました。吉原局長をはじめとする事務局の皆さまの努力もあって、101名の献血受付がありました。100名を達成しようと事務局メンバーで盛り上がり、その目標に向かって力をあわせ、見事達成するというのは、積小為大の精神そのものだなと思いました。

 

いよいよ11月も終わり、卒業式も終え、走り抜いてきた1年半の成果が次々と現れて、理事、メンバーの皆様への感謝の念でいっぱいです。残り1カ月全力で走り抜きながら、しっかりと2018年度にバトンを渡していきたいと思います。

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