お知らせ

【理事長blog】1月を振り返って

2017年度は、月1回程度、第59代理事長 前川桂恵三が適宜ブログ記事を投稿させて頂きます。
どうぞよろしくお願い致します。
1月に関しましては、第一回理事会、1月例会、新年祝賀会が大きなスケジュールとしてありました。中田委員長はじめとする交流委員会がご尽力いただいた新年祝賀会では、加古川市長をはじめ、たくさんの地域の方々、兵庫ブロック神澤会長をはじめとした同志の皆様にお集り頂き、精一杯のおもてなしの心を持って、凛とした時間を過ごすことが出来ました。

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また、岡田委員長をはじめとする観光戦略委員会の公開委員会が開催され、加古川市や市民団体、民間金融機関の方にもお越し頂き、ビッグデータに基づいた大変有意義な勉強会を実施することが出来ました。人口減少社会にあって、地域間の競争が激化している昨今、近隣都市への大幅な子育て世代の流出原因と思われるような政策あるいはまちづくりの差などがデータで明確になり、自分たちの地域は自分たちで守るというような気概も必要と実感しました。今年度の観光戦略に対する政策に加え、今後の長期ビジョン策定にも大きなヒントとなりました。神戸新聞にも取材頂き、少なからず反響もございました。

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懇親会では、加古川市、シミンズシーズの方々ともまちづくりの議論をさせて頂き「和を貴び衆知を集める」2017年の第一歩となったように思います。

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総じて、2017年度の素晴らしいスタートを切ることが出来たと感じております。

青年会議所は、昨年の予定者段階(7月頃)から1月に至るまでに、2017年度の方針や年間計画、前半の事業計画が策定されていきます。その期間に、1年間で理事長が実現したいまちや組織にビジョンを示し、理事をはじめメンバー全員と意識を共有し、実践する職務への道筋をたてる必要があります。単年度制というものの意味合いが入会当初は理解し難い面もありましたが、理事長として活動させて頂く今までの経験を踏まえると、40歳までの青年が毎年違う立場で充実した切磋琢磨ができる優れた組織形態であるというように認識しています。
ただし、そうした組織がその意義を継続していくためには、その年度の情熱に溢れた目標の設定と、より長期的な視点をもった冷静なビジョンの展望も必要になって参ります。地域に対し、加古川青年会議所がどのような問題提起をし、それに対して理想的な夢を描き、その実現のために具体的にどんな実践を積み重ねていくべきかが肝要というわけであります。2017年度は、そうした重責を果たせるような活動を実現できればと考えております。

また、新入会員の前期申込締め切りも2月20日と迫っております。この地域にかけがえのない加古川青年会議所を、人口減少時代という今一度地域に必要とされる団体として、一人でも多くの同志を募りたいと考え、必達人数20名の拡大を矢根委員長筆頭に掲げています。

「積小為大」の精神で経営を実践しよう!と所信にも書かせていただきましたが、二宮尊徳の有名な言葉でございます。大きな夢ばかり描いて、自分の足りなさや環境の悪さに塞ぎがちなのが人間ですが、本当に大きな夢を実現するためには、目の前の小さなことをしっかりとまず行うことが大切だというものです。少しがんばれば実現できそうなことをしっかりと実現していく。それらを一つ一つおこなえば、それをみた周りから力や知恵が集まって、一人ではできないような大きな夢を実現することができると信じて、2017年度の活動を進めていきたいと思っております。どうぞ、ご理解とご協力のほどよろしくお願い致します。

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