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【理事長blog】5月を振り返って

5月の主な行事としては、踊っこまつりへの参加、芦屋青年会議所45周年、川西青年会議所50周年、南但青年会議所35周年、淡路青年会議所55周年、第5回理事会、5月例会、前期入会希望者を対象とした理事役員懇談会がありました。また、理事長出向としては、加古川ツーデーマーチ実行委員会、加古川市シティープロモーション実行委員会、トライやるウィーク実行委員会、加古川観光協会総会、播磨町50周年記念式典と、地域のまちづくりに関わる事業への参画が増えて参りました。

5月は、毎年、踊っこまつりへのボランティアから始まります。昨年は専務理事として、メンバーのボランティア参加のとりまとめをさせて頂きましたが、今年は、理事長として審査員を体験させていただきました。踊っこまつり振興会の理事長も加古川青年会議所の特別会員である松本裕一先輩です。イベントの設立当初から関わっていらっしゃって、今年で19回目を迎え、盛大に開催されていますが、毎年驚くのは出演者の多さと、何よりボランティアの多さです。チアやダンスなど自由に踊る自由部門とよさこいを中心としたような踊っこ部門に分かれて演舞が競われますが、たくさんの地元チームから、全国から参加しているチームなど、また年齢も男女構成も様々です。そして、ボランティアも早朝から夕方までたくさんのボランティアが活動されています。審査員は初めての体験でしたが、踊りも多種多様で、飽きることなく、次から次へと審査させていただきました。自由部門の金賞を受賞されたPetit Angelをはじめ、熱心に踊られ、表彰式で親子ともに涙を流して喜ぶ姿が感動的でした。

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加古川青年会議所は、飲食店経営のメンバーやOBを中心に、ブース出展したり、ゴールデンウィークで昼間は家族サービスのメンバーも夜間の片付けに大勢で駆けつけて頂き、本当にこころ強かったです。このイベントを主催され、深夜にわったって準備や片付けをされている踊っこまつり振興会の皆さまには感謝の念でいっぱいでした。

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5月例会は、「憲法討論会 ~日本の未来を考えよう」と題して研鑽委員会の皆さまが企画、管理、運営をしていただきました。加古川青年会議所では、リーダーシップ研修として、人間力研修、経営力研修といった研修をほぼ毎年ひとづくりとして行っています。JCIとして、L.D(Leadership Development)指導力開発や、C.D(Comunity Development)社会開発といった両輪といわれる活動があり、さらにM.D(Management Development)経営開発といった活動概念もあります。メンバーに対するひとづくりを担当する研鑽委員会はこのうちのL.Dとしての人間力研修、M.Dとしての経営力開発を担当しているようにも考えられます。今年は、このうちの人間力研修において、(人間観・日本人観)というテーマを設定させていただきました。これは、指導者としてリーダーシップを養成する上では、また、人間力というものを養成するためには、「人間とは何か」「日本人とは何か」ということを考え、理念や信念を持つ必要があると考えたためです。5月例会は、このうちの日本人観を養うために、研鑽委員会の皆さまがいろいろと考えて頂き、「憲法」をテーマに「ディベート」をするという手法がもたらされました。

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例会の3時間で「日本人観」を養うきっかけを得るというのは、なかなか大変な命題ですが、藤原委員長をはじめとする研鑽委員会の皆さまが憲法を学び、情報を集め、ディベートの設えをつくって頂きました。法律に関係する仕事をされているメンバーも、憲法そのものを議論するということは、なかなか機会がないことだと思います。しかし、この機会を経て、アンケートを見るうえでも、現行憲法の成立過程や憲法前文から日本の近現代史に触れ、安全保障を中心としたテーマを考えることや憲法というものの存在理由を知ることで国家観を持ち、これからの日本の行き方について想いを描くことも出来たように思います。ディベートという個人の思想、信条に関係なく、肯定 側と否定側の双方に分かれて討論をするという手法によっても、どれだけ深く考え、それをどう表現するかという意味で学びは多かったように思います。対内事業として、充実した例会であったと思っています。

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理事長としての外部出向としては、加古川観光協会の理事会、総会に理事として参加させていただき、決算や予算、事業計画など、質問等もさせていただき、深く認識することができたように思います。今年度は観光戦略委員会を中心に観光をテーマとしたまちづくりにも力を入れていきたいと思っているため、協働や参画を通じて、より加古川青年会議所にとっても加古川地域にとっても貢献できるよう活動していきたいと決意致しました。

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加古川ツーデ―マーチの実行委員会も始まりました。今年は、規約も改正され、「検討会」という組織が出来上がり、減少傾向の参加者数を改善し、より良い大会となるよう会議が行われています。検討会には、加古川市、加古川観光協会、加古川ウォーキング協会と加古川青年会議所が主なメンバーとなり、加古川青年会議所からは、昨年度加古川ツーデーマーチで、『ミュージックフェスティバル2016~つながれ心!音と歩みを合わせて~』を担当した藤野副理事長、橋本専務理事と私が出席しています。昨年好評だった地元中学生による演奏に加え、ステージ、ブースの改善や完歩抽選会の工夫、特別イベントの開催など、提案させていただき、知恵を集めて検討会を実施しています。昨年の事業がきっかけで、今年からさらに関わりかたを変え、より良いツーデーマーチを主催者としても実現していきたいと考えます。

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また、前期10名の準会員の皆さまと理事役員面談会をさせていただき、相互理解を深め、準会員の皆さまには、アンケートにて決意表明もしていただきました。理事役員懇談会も、例年の理事面談から形式を変更して開催されましたが、しっかりと緊張感のあるなかで、互いが胸の内を明らかにして意見を交換する素晴らしい会になったと思っております。第6回理事会において、無事全員の入会が承認され、これからJAYCEEとして、それぞれの所属団体の、さらには私たちのまちのリーダーとして成長して頂ければ幸いです。5月20日に後期準会員の締め切りがありましたが、後期は11人のメンバーが準会員として第六回理事会で認められました。年間の計画を達成した形となり、矢根委員長をはじめとする拡大委員会の皆さまには心から感謝申し上げます。21人全員が無事正会員となりますよう、これからの活動が重要になってくるかと思います。

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2017年度も折り返し地点が見えてきて、理事をはじめとするメンバーの皆様の委員会内での和も醸成されているように実感しています。これから、対外事業等も計画されていきますが、メンバーが力を合わせ、また、地域の皆さまと協働しながら、歩んでいく所存です。

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